新栄
ハイジュールネット工法
NETIS登録番号 QS-080010-A 建設技術審査証明 建審証第0801号

 

ハイジュールネット工法photo

◇ 概 要 ◇

ハイジュールネット工法は

  • ●確実に落石を捕捉できる
  • ●耐久性が高い
  • ●維持管理が容易

 以上の3点を開発目標に掲げ開発された高エネルギー吸収型の落石防護柵工法で、その技術は日本のみならず世界各国で広く使用されている。
  落石エネルギーは、ケーブル間に取り付けたブレーキエレメント、ハイジュールネット、各ケーブルや支柱の変形などのシステム全体で吸収される。
その性能は、 WSL (スイス連邦森林・降雪・植栽研究所 自然災害部)で確認されているばかりか、(社)日本建設機械化協会・施工技術総合研究所の立会いのもと行われたより条件の厳しい試験においても確認されている。

 

ハイジュールネット工法_支柱取付部詳細図

◇ 特 徴 ◇

  1. 最大3000KJの落石エネルギーへの対応が可能である。
  2. エネルギーをシステム全体で吸収するため、アンカーにかかる荷重およびネットの変形は小さくなる。ネットが破損した場合の部分補修も可能であり、維持補修にかかるコストが軽減できる。
  3. 支柱固定部は、ピン構造となっており、支柱に直接落石が激突してもピンボルトがせん断し、システムを維持する構造となっている。
  4. ネットの交点部は、交点クリップで固定する構造としているため、ケーブルネットの一部が破断した場合もその周囲に影響は及ばない。
  5. 従来工法の落石防護擁壁と比較して安価である。
  6. 落石を制止させる位置までの距離が類似工法と比較して短いため、通行車両などの第三者に与える影響が小さい。

 

主要部材であるブレーキエレメントは、各タイプ、取付け位置によりケーブル径( D )、ブレーキ長が異なり、エネルギー吸収能力の小さいシングルタイプとエネルギー吸収能力が大きいダブルタイプがある。

ブレーキエレメント詳細図

◇他対策工との落石エネルギー比較◇

設計落石エネルギー比較図


◇タイプ(落石エネルギーに対応した)◇

吸収エネルギー( kJ )

型式

柵 高(H)

ケーブルネットの

250

HJN-250

3.0m 〜 4.0m

200 × 200 × (9/10)

500

HJN-500

3.0m 〜 5.0m

200 × 200 × (9/10)

1,000

HJN-1000

3.0m 〜 6.0m

200 × 200 × (9/10)

1,500

HJN-1500

3.0m 〜 6.0m

150 × 150 × (9/10)

2,500

HJN-2000

4.0m 〜 7.0m

140 × 140 × (10/12)

3,000

HJN-3000

4.0m 〜 7.0m

140 × 140 × (10/12)

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